食品の容器包装は、世界中の人々に食料を供給する上で重要な役割を果たしていますが、回収してリサイクルしないと、廃棄物の発生源になる可能性があります1。 また、世界銀行によると、世界の廃棄物は 2050 年までに 70% 増加すると予測されています2。リサイクルだけでは対応しきれません。 世界は、「採掘して、作り、捨てる」の直線型消費モデルから循環型経済に移行する必要があります3。
テトラパックは、紙容器のリサイクル能力を高めリサイクルインフラを強化する投資と連携を通じて、テトラパックの紙容器の循環性を継続的に改善しています。テトラパックの紙素材だけで作られた紙容器は、適切な回収・分別・リサイクルのインフラが大規模に整備されているところでは、すでにリサイクル可能です。 しかし、多くの国では紙容器がリサイクルのために回収されていないため、どこでも同じ状況ではありません。 回収インフラを今なお構築中のところでは、テトラパックは、リサイクル能力を向上させるために、リサイクル業者と共同で新しい設備や施設に投資しています。 テトラパックの目標は、継続して紙容器の回収、分別、リサイクルを増やすことです。これを達成するには、リサイクルのバリューチェーン全体で明確な行動とコラボレーションが必要です。
1Marsh, J.(2021)。 Food Packaging Waste Statistics(食品包装廃棄物統計): Understanding the Rise of Food Packaging Waste.(食品用包装容器廃棄物増加の理解)出典:Environment.com
2世界銀行 (2018). WHAT A WASTE 2.0: A Global Snapshot of Solid Waste Management to 2050.出典: Worldbank.org
3エレン・マッカーサー財団 (2022). 循環型経済の概要。 出典: Ellenmacarthurfoundation.org、循環型経済とは。 | エレン・マッカーサー財団